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一年で2番目に大事な日 夏至祭

北欧の人々にとって、クリスマスの次に大切な日が夏至祭といわれています。

日本では夏至祭といっても伊勢の二見浦の夫婦岩で、二見輿玉神社が夏至祭という行事を行っているらしいのですが、それ以外はあまり聞きませんね。2020年、6月21日、昨日の夏至は、夏至と新月と日食がかさなったとても稀有な日でした。

さて、そのなじみのない夏至祭ですが、北欧ではとっても大切にされているイベントというか日になります。世界各国で夏至祭は行われていますが、私の印象ではスウェーデンとフィンランドが特に盛んなような気がします。

この時期に休みをとる人が多く、町の広場では夏至柱を立て、人々が手をつないで回りながら歌ったり、踊ったりする。民族衣装姿の人、花の冠をかぶる女性たちもたくさん目にします。そしてザリガニを楽しんだり!

フィンランドではこの日をユハンヌス(juhannus)と呼び、湖のそばでたき火を燃やしたりするらしいです。白樺の葉と草花で町中が飾られ、そこかしこで野外の踊りがみられるます。

一度この時期に行ってみたいと思っているのですが、残念ながらまだチャンスがありません。フィンランドでは夏至にまつわる迷信がたくさんありますね。

以下ウィキペディアより抜粋です。

  • ハーブや薬草を、露が下りる前の、活力のある時間帯に摘む。また、夏至の露には病気を治す力があると考えられていた。
  • 牛小屋の天井からナナカマドの枝を吊り下げると、牛が悪いものから守られる。
  • 夏至の夜、家の屋根の上で3回場所を変えて座る、または古いリンゴの木の下に座ると、未来が見える。
  • 夏至の夜、鬼火に目を凝らすと財宝がたまる。鬼火が、財宝のありかを教えてくれるのである。
  • 女性が7種類または9種類の花を摘んだり、枕の下に置いたりすることで、将来の夫との出会いが約束される。
  • 夏至の夜交差点に立つと、未来の夫と巡り合う。
  • 夏至の夜、井戸で鍵が触れ合う音を聞けば、その家の女主人となり、赤ちゃんの泣き声を聞くと、子供が生まれる。
  • 井戸または泉を裸でのぞくと、水面に未来の夫の顔が映る。
  • 花輪を作って小川に行き、花輪を流して、そのまま流れて行けば結婚する。

北欧の短い夏が始まりました。今年はコロナ騒動でどんな夏になるのでしょうか。日本の夏も北欧の夏も素敵な夏であることを心から願っています。

あ、そういえば、今年はもう無理ですが、もしも夏至祭を体験したければ、スウェーデンのダーラナ地方がよいようですよ。ストックホルムから列車で3時間、スウェーデンを代表する伝統工芸品の一つ「ダーラナホース(ダーラへスト)」が生まれた地域として有名です。スウェーデン人の心の故郷ともいえるダーラナ地方は、例年観光客が2万人ほど訪れる、伝統的なミッドサマーのお祝いを楽しむスウェーデンミッドサマーの聖地ともいえる場所なのだそうです。

ダーラナホースはこちらから購入できます。在庫は少ししかありません。

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